メモ

避難所。

今日は打ち止め

煙も出ないよ。



昨日書き出していた。
大物を洗濯して干して。
古本とCDを中古屋に売って。
不動産屋との契約。
全部やった。


古本とCDは、自転車で運ぶの限度があったから、今娘を誘って、もう一度行ってきた。



あたしたちは、共用してるものが多いから…
売ったお金、ちょっと迷った。
ほとんどあたしが買ってきているし、大した金額にならないし。
まあ、二人でジュース買うか、小銭なら娘にお駄賃くらいに思ってたんだけど。
査定を待ってる間、あたしも娘も大好きな「西の魔女が死んだ」のDVDを娘が見つけてきて。1780円。換金がそれくらいいったら買おうか、いや、いかないよwと話してたんだけど。


CDが思いのほか高く売れた。全部で1700円。


「思った以上いったから、これは…お駄賃にできないなー」と言ったあたしに。
娘がレジ前で食って掛かった。


くれるって言った!
それにCDには、僕が貰ったものもある!



…すごい剣幕。



じゃあ、さっき持ってきた西の魔女。あれ買おうよ?



買わない!
お駄賃くれるって言った!



さすがに公共の場で、これは…。迷惑すぎる。
ひとまず、お会計おわらせてからと、娘に「まあまあ、まずはこっち終わらせよう」と断って、店員さんとやりとりをしている間も、娘はものすごく意志の強い目を…穴が開くわ。




失敗したなと。



娘がこういう態度になってしまうのは、完全に頭に血が登っているから。



こういう状態になる頻度が上がった頃、あたしは気をつけなきゃと思っていた。



あたしは、なんだかんだ言って、娘に期待している。
話せばわかる、状況を見て判断出来ること。


つい、出来ることを前提に、最初に与える情報を、ゆるくしがちなのだ。




最初から、売ったお金は二人で使うとか。
お駄賃をあげるなら、1000円こえたら500円とか。
キッチリ決めればよかったんだ。



通院を初めて、最初に処方された漢方は精神安定剤だった。
それを飲んで、睡眠時間がどんどん増えて行った。
まだ登校しなきゃいけなかったし、体調不良の訴えはなくならなかったけど。
少し、落ち着いて考えたのかなと思える発言が、時々みえていた。



二度目の通院で薬が変わった。
精神安定ではなく、娘が訴える頭痛改善寄りの処方だなと思った。


それに切り替えてから、ぶり返しを感じる。



だからなんなのさ!と、はじき返す言動。
以前は過ったはずの反省や後悔を、わざわざ撤回しにきたり。



ちょっと、切り替え早かったんじゃないか…先生よ…
ましてや夏休みに入ったから、彼氏と本気で一日中チャットして逢瀬ですよ。
自分の事を一人で思案する時間なんか、欠片もねーよ。
引っ越しも彼氏との予定より順位下になってるよ。




さっきの、中古屋でのことは。
娘の状態を忘れて、バッサリやれなかったあたしの落ち度。



キレる娘に、毅然と対応するには、あたしが自分の中のルールをしっかり決めなくちゃいけない。その場で対処法を決めようとするからダメなんだよな。
しっかりしろと言いたいけど、正直もう、今、あたし、ホント、カラッカラで、こうして動いてるだけでも誰か褒めてよ!って叫びたくなる衝動に駆られるのに、叫ばずに、固唾をのみながらも出来ることなぞって。
もういい。できてねーなって言われても、だから子供が駄目になるんだよとか言われても、自分のキャパは振り切ってるから。引っ越し終わって。それから。また軌道修正する。



換金したお金を、全部自分の財布に入れるのを、邪魔されなかった娘は、何事も無かったように「あの本最近メッチャならんでるんだよね。なんでだろう」とか話しかけてきた。



あたしは、せめてと思って。



譲ってもらって、それは無いんじゃないの。
ありがとうぐらい出てこないの。



とだけ言った。
思い通りになったから、それでよかったわけじゃないってところだけでも、置いておかなきゃと。



娘は、ムッとした顔をした後、ツンッと顎をあげて「あーはいはい、譲ってくれてどうもありがとう」と棒読みした。





優しい。


話がわかる。


状況を汲める。





そんなもの、子供ができてたら、頑張ってるにきまってんだ。





残酷で身勝手で無鉄砲な子供の発想全開。






赤ちゃん返りかな。




言葉や行動範囲が増えてからの赤ちゃん返りは、きっついな。


でも、大人になってから、コレやられたら、もうホントに手に負えない。
手に負えないどころか、あたしの管轄外。



あたしが生き辛いと、苦しんできた人生。


そこから、少しでも、1ミリでも、ずらせたら。
出来損ないなあたしにとっては、充分な成果と思っておこう。



幸せになって欲しいと、願って育ててきたつもりだけど。



しょせん、あたしと全く別人のような人生は、プレゼントできないな。


それは、娘が欲しいと心から願うことが出来て、自分から掴みに行かなければ。




驕るなかれ。だ。



あたしは、ただ、娘の事を少しでも良い方向にと、手助けしたいって、頑張って頑張って。それはあたしが頑張れたかどうかっていう自分の中の事。
人生の幕を下ろすとき「あーメッチャ頑張ったわー」って言えるかどうか。



そういうことなのだろう。



疲れているし、いつでも泣きたいし、蹲ってしまいたい。




パチパチはめて行けたかなと思ったピースが、微妙に噛み合わなくて。



泣いてる。





つかれたな

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