メモ

避難所。

アンダードッグを抱きしめて

昨日…過呼吸起こしそうになってパニックっていうのを経験。



10年前くらいに、一度だけ過呼吸になったことがあったけど。
あたしの心因性からくる不具合は、基本的に睡眠と食事や薬の摂取量。
そこから始まる自律神経ドンガラガッシャンで、動悸や幻聴、異食、過敏性腸症候群。
病院行かなくなってからは、割と理解してる範疇だったので対処を考えられて、自分がそれに納得するのを待てれば、独りでのた打ち回ってもやり過ごす事が出来てきたんですけど…。
過呼吸は前例が無いに等しかったもんで、正直焦った。


そういえば、たった一回過呼吸起こしたとき。
あたし、県外にいる妹に電話したんだったな。


あの時は、離婚するための様々な準備をしていて。
周囲から応援と反対と、いろんな意見が投げ込まれて。
自分の事なんだから、自分がどう思ってそうしたいのかを軸にしなきゃいけないのに。
あたしは何処にも行けない気持ちに襲われて。難民かよってなったんだ。
あたし一人だったら、不貞腐れて干からびたまま死んでもいいよ!ってできるのに。
子供に対する責任感がそれを許さない。もう自分の中が引き裂かれていく感じ。


泣きながらヒューヒューいってる電話先の姉に、妹は嘘ついたんですよ。


なんでもいいから、オネエが生きてればいい。
そんな苦しくて息も出来ないところ、早く片付けてきて。
子供の事も、仕事のことも、先の事考えて息が出来ないなら考えなくていい。
コッチにきていいから。子供連れて、身一つで転がり込んできて。
私の所にいていいから。一緒に考えよう。息ができれば死なないから。どうにかなる。


どーにもなんねーよ(笑


今思えば笑っちゃうんです。
あたしの妹は、借金があって。実家にお金をせびって。
狭いアパートで自炊もしないで、とっかえひっかえの彼氏と仕事の他、なんも無いような生活を抜けられないでいるんですよ。あの時も、今現在も。


だけど、あたしはあの時。
妹の無責任な言葉に、どれだけ救われたかわからない。
子供の環境がある程度保証できない状況に身を置くわけにはいかないっていうの、あたしとしては大前提だったので。それもあって八方塞がりだったんですけど。


それでも、そう言ってくれたっていう事実。メチャクチャ安心させられたんですよね。ブワァッて枯渇した心に溢れんばかりの水が湧いた感じ。あれ、忘れられない。


そのおかげで、息ができるようになって。
あたしは「そっちに逃げ込むつもり」で様々な事を片づけるって、立て直すことが出来たんです。


自分のルーツ。


戦に負けたとき。
進軍してきた道を戻ったら、そこには拠点があるものです。


様々な準備を蓄えてきた、自分が戦に出るまでの支度を、鍛錬を、生活をしてきた場所。



あたしには、それが無いんですよね。
だから、あっという間に難民に成り下がってしまう。


その時、受け入れ場所が確定すれば、一時でも撤退を選択肢にいれて作戦が練られて。


乗り越えたり、やり過ごすことができれば、結局撤退する必要は無くなったりするもんなんです。大体にして、パニックが過ぎ去れば、冷静に考えられる。周囲に迷惑をかけるわけにはいかない事は自分が一番よく分かっているんで。



でも、普通に考えて。
嘘ついて一時安心させようなんて無責任な事、常識的な人はしないですよ。
それに「非常時には嘘ついて構わないんで。後から嘘ついた!なんて責めませんから」とか前置きがあったら、何の効果もないんですよね。あたしだって馬鹿じゃないから。



気持ちがフライングしちゃうくらい、親身になってくれて、その上アホなひとって、そうそういるもんじゃないんです。緊急時以外だと無責任にも程があるってなります故。







前々日記の通り、あれもこれもそれもが処理完了する前に次々降ってくる中で。
あたしだって処理だけするロボットじゃないんですから、それらにまつわる思いが湧き出るんです。悲しかったり、苦しかったり、頭に来たり、寂しかったり(これは常備か)。


ニュートラルでタンタカ片づけていける状態ばっかりじゃないわけで。
娘の事案は特に、拒絶をくらうと呪いが盛大に猛威を振るうからね…。


インナーチャイルドが引っ繰り返ってギャン泣きしちゃうんですよ…


そんな状態で、なんとかしないと壊れる、何がって、上手く言えないけど、ぶっ壊れちゃうんだよおおって。できればしたくなかった緊急援軍要請を、友人に出してしまったんです。



あれですね。
過呼吸って…こう…じわじわと…くる…ヤバイ…コレきちゃう…っていう。
追い込まれる感じで徐々に呼吸が浅くなっていくの。凄く怖かった。


あ、コレ過呼吸だ。ヤバイ。って気が付いた時、必死に深呼吸した(笑
吸うより吐かなきゃって。泣きながら。


実は数日前に、複数の未完結事案を悶々と考えながら家の中を移動していて、玄関を出ようとしたら母がゴミ拾ってるところに行き合ったんですけど。母の顔見たら、いきなりリバースしちゃったんですよね…(白目


片付かない。増え続ける。自分の事じゃないものたち。
自分が限度を決められないでいただけで、もうキャパオーバーだったのかもしれない。



だから、娘の言動に傷ついて。それがすごい勢いで呪いをかけてしまって。難民状態。(実家にいるのに)



最初、友人に電話した時。
あたしは普段努めて言葉を選ぶ、娘に対する感想のスタイルをかなぐり捨てた体でしたよ。


あたし、分かってるんで。
娘がどれだけ理不尽な思いをしてきたか。
今の現状を招いている原因の一端は、あたしに無関係ではない事。
娘だってあたしと一緒にいる為に、娘なりの努力をしてきている事。
だから普段は、娘のよろしくない言動を一方的に裁いたりすることは、到底できやしないのです。


物事には、原因がある。
背景がある。


その出来事が端的に許せないものなら、ただ指摘して切り捨てたらいいかもしれないけど。その先に願うものがあるなら、原因から解きほぐして、どうしたら良かったのか考えることを促して見守らなければ。



だけどね。もう半分パニックなあたし。自己防衛本能が働いたのかしらね…。
そうじゃなくて、あたしが、辛いとか嫌だとか、主観を吐露しないと破裂して木っ端みじんになるって感じになっちゃって。喚くあたしに、友人は「それは酷い」「そんなの悲しいに決まってるじゃない」と共感してみせてくれたんですよね。


慌ただしく喚いた割に「娘の立場」を取っ払った吐き出しと共感が、相当ガス抜きになったみたいで。夕飯の支度があるからと途中で電話を切られたにもかかわらず。娘に対しての緊張感が、触るとはじける→息苦しいけど切っ掛けを探りに近寄る。程度になった。


お互い夕飯が片付いて、さっきの続きをと電話したんですけど。



ブレイクタイムが挟まって。
あっちもこっちも緊急事態警報が解除になったんでしょうかね。


あたしは、あのガス抜きをもう一歩欲しいと望んでいたみたい。
あっちは、クールダウンされて常識的に考えてになったのか、側に自分の子供がいたから意識があっちにいったのか。


あの続きをと思っていたあたしは、友人から差し出される言葉に「解決しよう」という思惑を感じて。吐き出しが言い訳がましいものに感じられてきた。もう一度と思ったガス抜きに繋がらないから焦りが出始めた。友人に「あたしにあたるな」と言われた。
だって、でも、となってしまうあたしに、友人が返す言葉は面倒さを帯びてきた。
友人の子供が、側にいて母親の気を引こうとしてる様子に、物凄い惨めさに襲われる。


関係が無いのだ。
友人の子供が虐められた経験がないのも、母親である自身との仲を裂かれるような企みに遭遇したことがないのも、周囲に振り回されてズタボロになって帰ってくる毎日を送っていないのも。



あたしは、長年大事に付き合ってきた、たった一人の友人相手に、出来るだけ嘘をつかないよう、定期的に清水の舞台から飛び降りる!姿勢で自分をさらししてきた。それで自分を象ってきた。



だけど、昨日は。



自分と娘。友人とその子供。
関係ないのはよーくわかってる。


家庭環境、自分の親との関係。


日常。


全部違う。当然のことだ。友人の家族が自分の家と同じとかそんな悍ましい話いらない。





それでも。



すねるなよ。って言われて。




二度目の電話をしなければよかったと悔やんだ。






友人もあたしも、別の人間だから。
いつもいつも、あたしの内に溜まったものの容量は多量すぎる上に理解に苦しむものだろう。
彼女があたしに割けるキャパを簡単に超えてしまうんだと。
今日一日噛み砕いて噛み砕いて、やっと今飲み込んだ。(さっきまで呪っていたけど)



だから、出来るだけ無駄に連絡を入れないようにしている。
一人でやり過ごせるとギリギリまで頑張る、連絡入れない。


だけど、昨日は自分的に緊急だった。




二度目の電話には、期待があった。もう少し欲しいと思ってしまった。




あたしが緊急だという事情があるように。
相手にも子供を寝かしつけたい事情がある。



当然のことで。


自然なことで。



あたりまえのことなのだ。




そう、インナーチャイルドに怒鳴ってしまった。
理解しているんだからねっていうトップドッグがガウガウ言ってる。


せめて心の中でだけでもメソメソさせてやってよ…
あたしはあたしの事情で、アンダードッグを抱いてあげたい

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