メモ

避難所。

どうしよう

明日、娘はテストを受けに登校することになっています。
テスト結果がどんどん落ちてきていた娘、以前から個人の時間がとれないでいる事を指摘していた。これ以上テスト結果が下がるくらい自分の事出来ないならWi-Fiは切ると通達していたんだけど。


これまで、それを踏まえて声をかけてはきていたけど。


前日確認として、サラッと話題にだしたら。


どちゃくそキレた。



点数とれなくて当然だと、こちらが受け入れるもんだと思っていたみたいな感じ。




あたしが懸念したのは点数そのものじゃない。
どうして学校に行きたくないのか。
その原因回避をする事で浮く時間を、自分の今後につなげる為に使えるかどうか。


姿勢。




チャットについて口うるさくなっていたのは、チャットが駄目だからじゃない。
繋がっていない時間も、そのことばかりに意識が向かって。


学校に行かないと決めたとき、自分が主張したこと、方向性、全部雪崩のように凄い勢いで無くなっていってるからだよ。




でも、おいつかなくて。




泣くほど無くせないものだっていうのに、あなた躍起になれなかったわけだよね。
それはもう、しょうがないことじゃない。
別に絶対悪だから取り上げるっていってるんじゃないよ。
だけど、こんなに欲しいっていうものにさえ頑張れないくらい時間も気持ちも費やして、おかしいでしょ。本末転倒。だから、少し離れる時間を組み込もうよ。




娘激昂。





今、この場で。
チャットが出来るかどうかっていうことだけ。
それしか彼女のなかには存在しない。


物凄い泣き喚いて、死ぬ、消えたい、って。


取り上げようとしてるんじゃないんだよ。
もう、今の状態おかしいでしょ。
少しチャットしないで個人の時間を挟んで、頭切り替える努力していかないとヤバイ。
お菓子作ったり、それこそ勉強したり、絵を描いたり。



おかしくなってるのは分かってる!でも無理!
この家にいて逃げ場がないなら家出するから!
出来ないと思ってるんだろうけど、マヂで出ていくから!



家にいることが耐えられなくてチャットに逃げるっていうなら、外に行こう。
勉強よりそっちの方が大事だわ。
チャリンコこいで、遠くまで散歩しよう。一緒に行くよ。




いやだ!
いやだ!
視線が怖い!
人に見られる!






…もう明日テスト受けなくていいよ。
行こうと思ってた病院受診できる日待ってないで、明日とりあえず別の病院行こう。



いやだ!
テストは受ける!
点数取れなくても穴開けない!


さっきまで、行っても意味ないって言ってたじゃない。
いや、もうホントいいよ。
病院が先じゃないか?


おかしくなってるのは分かってるってば!
依存して駄目になってるのも分かってる!
でも明日はテスト行くからいやだ!



おかしいのに、テスト受けられないでしょ。



いやだ!



ぎゃあぎゃあ泣き喚いて、完全に取り乱してるから、抱いてみても抵抗どころじゃないパニック。いろいろ言い聞かせてみたけど。騒いでガス抜きが少しできたのか、Wi-Fiの見直しは検討するって言葉に拒絶して。




突っぱねて。



出ていくから。
勝手に検討すればいいよ。
その結果を見て、出ていくから。






どうしよう。


と、あたしは頭の中でつぶやいた。




こういう錯乱状態、ひらきなおり。
完全にヒステリーなんだけど。


自分の経験上、頭でわかってたとしても、感情の濁流に気持ち良く流されていくので。
本人の吐き出しがある程度済むまで、話は通じない。



そう、理論通じないのです。慰めも、なだめすかしも通じないのです。(既視感MAX



しばらくは、できるだけ「それは辛い」「そりゃあしんどいのわかる」と、嘘つかない部分で受け入れながら考えていたけど。



あたしの中の、どうしよう。これは。






今が精神的非常事態ととっていいのか、規律を学ばせる時なのか。






娘が、繰り返し叫んだ





この家にいるだけで死にたくなる!


ママだってこんな風になりたくなかったの知ってる!


だけどうっとおしいって思う自分が悪い人に感じて死にたくなる!


チャット絶対必要だってこんなになるのに、頑張れなかった自分が悪いって死にたくなる!



人は一人じゃ生きていけないのはわかってるけど、みんな自分を見捨てて裏切っていく!


もう彼氏しか残ってない!



自分は悪くないのに!


私のせいじゃないのに!


私だって、こんな風になりたくなかった!


なりたくてなったんじゃない!












これ。
すごい、わかる自分がいるんですよね。



何を隠そう、あたし自身が、こんな風になりたくてなったんじゃない。
こうなった原因をスコープで狙い続けるなら、あたしは悪くないからって言いたい。
OKくれる人がいるなら今すぐ大演説したい。





だけど。
問題は、実のところそれじゃない。





今あなたが依存している作業。



あたしがこれまで繰返し依存した、過食嘔吐、他人への過剰な迎合作業。



様々なことがあって、おかしくなって依存してしまったあなたは悪くない。


その作業を、こんな泣き喚いて相手を脅してまで、悪いと知ってるけど欠片も減らしたくないと錯乱状態になっている。この状態が悪い。



この違いが、伝わらなくて。
とても歯がゆく、辛い時間になった。




本来なら、あたしは自分がとると決めていた措置を取って。
それに対する娘の言動を見守って。
彼女が自分で気付く機会を作ってやりたい。
出ていくというなら「そうか、少し一人で考えてみて、思う事が出てきたら話しに来てね」としてやりたい。



ただ、こういう精神状態でコレをされるのは、頭では分かっていて、時間をかけて煮え湯を飲まされるような感覚をやり過ごして持ち返す大人のあたしでも、相当厳しい状況だという事。見捨てられ感と、絶望感と、孤独感が、恐ろしいデカさで襲ってくる。



ヤケにもなる。
頭の中は、死んで終わりたい一色になる。
都合の良い誰かにエンカウントしたら、その人を相手に自分を認めてもらう作業だけが加速して。自分の心情を認めさせるためならなんだってしてやらなければと。そう、細い糸のような視野で、呪いのように思い込む。
あたしはそれを何度となく繰り返したから。




とにかくチャットの時間を少しでも減らされるなら出ていくと、髪を振り乱して顔を真っ赤に腫らしながら繰り返す娘に。
あたしが言えたのは「できるだけ早く家を出よう」だった。






ヒステリー状態から、反発状態に移行するのは、思考が巡り始めた証拠。
これも自分の経験上、手に取るようにわかった。




できるだけ早く、引っ越しをして。
早くなりそうなら1学期の最後にでも転校済ませるのもしょうがないと思っていた自分に気が付いた。



駄目だなと、認識した。



引っ越しは早くした方が良い。
でも、夏休み期間をクールダウンと通院に当てるのが妥当。



引っ越しして、それから。
無理のない範囲で、Wi-Fiの使用時間制限を自動的に組み込めるシステムを検討してみるか。



今、短時間でもブッタギリをと思っていたのは、全ての意識がそこに向かっているから、隙間を作らなければ、良いものでも、悪いものでも、入り込む余地がないから。


それが依存に拍車をかけるから。
待機モードではなく、シャットダウンしなくては、ハードが休めない。




だけど、もう、なんていうか、コリャ判断ミスが事件沙汰にならないとも言えない。
あたしがどれだけ自分個人の中で綱渡りをしてきたのか。
抱えるものがある大人でもそうなのに。
外界との繋がりが彼氏だけだと叫ぶ子供の重しは、とても心許ない。


これが小学生くらいなら、能力的なものの限界と、まだ自立心と甘えのふり幅が狭い分、ストッパーになりやすいかなと思うけど。
娘はもう中学2年生で。
親が邪魔でしょうがない自立心と反抗期爆発中。


そして、お世辞にも、そこそこ判断ができる精神状態とは…いいきれない。








大騒ぎして、反発モードになった娘は、人が変わったようだった。
反発的とはいえ、自分との時間で遅れてしまった夕飯の支度を、しぶしぶ手伝ってくれた。
あたしが父にキレた時、きっとこんな感じだったんだろうなと思う。



ヒステリー状態の時だけでも、抱きしめられてよかったな…
ああいう時、誰も触ってくれないって頭の隅で凄く思うんだ。





自分がしてもらえたらと思う事をさせて貰えて、安心を貰ったのはあたし。
触らせてくれてありがとう。



ただ、今回。

死ぬだの家出するだの、脅迫じみたことで思い通りになったと認識されては困る。

違うのだ。


そこの軌道修正…


いやもう、1度にアレコレ来すぎだし。

あたしは無い頭で沢山考えたし、駄目ならまた考えるって、今は自分を必要以上に追い込まないでやりたい難しいけど




家を出るにあたって、父と祖母への報告というプレッシャーが恐ろしい勢いでデカくなってきている。



報告するより、夜逃げの勢いだった。


今、状況が少し変わっている。
自分の為、というよりも。



娘の為に、絶対必要な事っていうのがメインタイトルとして大きくなった。
ただそれはあたし自身の為でもあるということを、決して忘れてはならない。




頭を下げて。


これまでおせわになりました。
これからもよろしくおねがいします。と。




いえるだろうか。



今打ち込んでるだけで、動悸ヤバイ。

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