メモ

避難所。

寂しい父親

荷造りが進まないというか、趣味事と実用的な道具の境目が入り乱れていて、分別が難しいのだと、気が付いた。


あと、先日、自分は娘も孫も大好きなのに。と。口にしたことで、父親の中で自分の主張を受け入れさせたいという念が絡みついてきている。


何かと接触しようとしている父親。同じ空間に入ったら、言動がどうこうという以前に、父親の存在で正常とは言えない状態になるあたし(もれなく付いてくる娘)は、できるだけ回避しないと何にもできなくなってしまう。



夕飯支度も正直作るキャパが勿体ないあたしを、母が外食に誘ってきて。



これから大変だし、疲れてるだろうから、パパが焼肉でも食べさせてやれって。




肉に罪はない。
ただ、母の「パパが歩み寄ってるのよ」オーラが圧力。




その上「自分は店番するから、おまえたちで食べて来ればいいけど。車で送っていきたいって言ってるよ」とか…。



いやいやいやいやいやいやいやいや



ホントにさ。
その行動が悪いわけじゃない。
寧ろ、好意的だよね。
とても分かりやすい。誤解のしようもない。
ただ、それはフラットな関係上でのことでね。




あたしは、父親の気配が感じられる場所が、有無を言わさずストレスぎゅいんなの。車の中とか死ぬほど密室で、息が出来ない。あたしが何年父親の車に乗らないよう自力で移動してきたかご存知でしょう?閉じ込められた空間で、何を言われても逃げられない。パニック起こすの待ったなしだよ。
それで疲弊していく状況を積み重ねてしまって、今や立派な精神科患者なんですよ。
それを改善するために引っ越しするわけです。




あたしや娘に対する気遣いや愛情を示すなら、症状を悪化させる状況を作らないこと。引っ越しが終わるまで関わらない。
今の関係上、正しいのはコレです。
どんなに自覚がないのが事実だとしても、そうしてもらわなければ、あたしたち大惨事なんだって。


刺激しないように気遣って貰って引っ越しが終われたら、穏やかな気持ちになれるかもしれない何時か。
あの時、そっとしておいてくれて、ホントありがたかったな。と。思う日が来るかもしれないし、こないかもしれないけど、確率としてはゼロじゃなくなるかもしれない。



伝書鳩な母親に、そう言ったら、そう何回も言ってるんだけど、全然理解しないし、真逆の事したがるのよ。ホント分かってない。けど、何も話さなくてもいいから、車に乗るくらいなら妥協してやれない?とか言われて。このメーター振り切って尚走り回らなきゃいけない状況下で、なんだってこうしなきゃいけなくなった根源に足引っ張られなきゃいけないんだよ!って、もうハカハカハカハカ



結局、お店の状況が変わって、父は車を出せなくなった。
タクシーで行くことになって、心底ホッとしたけど。
それまで翻弄されたあたしは、もう、メチャクチャ。



それでも荷物は少し作った。
明日は娘の転校先の制服採寸をしなきゃ。
金曜日に引っ越し業者さんが半日荷物を運んでくれることになった。
その日で大概のものを運べるようにしておきたい。
冷蔵庫やベッド、食器棚の大物を日曜日に運ぶ。


そしたら、細々したものはとりあえず置いておいて、おうちに帰れる。






無理矢理、家族全員に繋ごうとされることもない。
父の気配におびえなくて済む。



弟夫婦に、改めて引っ越しすることになったと住所をラインした。



返事はこない。
それは、あっちの都合。


あたしは、敵対したいわけじゃない弟夫婦に、自分の情報を渡しただけ。
ドアを、開いて見せただけ。



明日も、荷造り。
休もう。休もう。休もう。





おやすみ世界。

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