気力ゼロ
朝、細々覚醒していたから、起きてはいたんだけど。活動する為に起き上がる気になれなかった。
いつもは、昼まで寝ている娘が、8時頃に起き出して、私が居間に居ないので起こしにきた。
目は開けるけど、起き上がりたくない。
生返事をしている私を待っていられない娘は、散歩に行ってくるから!と言いにきて、帰ってきたから!と言いにきて、ご飯納豆食べたから!と言いにきて。
私は、ようやく布団から出たけど。
身体が重い。
縦にしてられない。
前日のカテキョで、全く追い付けない、やるしかないんだろって、言っていた娘は、ゲーム機で誰かとチャットをしている様子。
手が届く食べ物をひたすら食べても、動けない。
あんまり静かな時間が続いて、ハタと、娘の部屋を覗いたら、娘はゲーム機を起動させたまま眠っていた。
私は、重い身体を引きずって、外に出た。
散歩しよう。
怖い場所は行かないですむように。
学区と反対側を回って。
いつも、学校の前を通らないと行けない場所は、億劫で後回しになってしまう。
今日は、ぐるっと迂回して、行きたいのに行けないでいたホームセンターに向かってみた。
途中、実家に入る前に娘と二人で住んでいた地域に出た。
暑くて寝苦しい夜、涼みに散歩した田んぼ。
お世話になった保育園は、新しく建て替えられていた。
仕事に育児に家事、そのうえネットショップもやってて、毎日クタクタだったけど、娘とドタバタ一生懸命生活していた。
涙が出た。
今後は、こっちのルートを通ってあげよう。
学校の前を通らないであげよう。
平気なふりをして、通りすぎなくてもいい。
外に出ても、頭も体もハッキリしないまま。
嫌だけど、スーパーでお弁当を買うことにした。
スーパーに入ると、考えないようにする為か、考えがまとまらない。目についた物で何が作れるか考え始めては、最初の目的が後から思い出されて、かごに入れた商品を、何度も戻しに回って、何を買えば終われるのか分からなくなって、いつまでもグルグルして、結局時間がかかるんだなと気がついた。
スーパーは、苦手だ。
帰宅したら、娘はまだ寝ていた。
6時間以上の昼寝になっていたから、さすがに起こした。
私は、何をすれば良いのか分からなくて、洗濯機の掃除を始めた自分が、サッパリわからない。
きっと今夜も、眠れないんだろうな。
今月末締め切りだったイラストは、先方から未完成の状態でいいからデータを見せて欲しいと連絡がきた。
確認してもらった結果、現状をトリミングする事で使える事になったので、ひとつ締め切りが終わった。
娘は、ダラダラしている。
声をかけると、イライラが乗せられそうなので、見ないようにしている。
私、なんなんだろう。