メモ

避難所。

ハンバーグ美味しかった

今日は、娘がお弁当の日。
娘が好きなハンバーグを作った。
美味しかったと、全部食べてきた。


学校からは、中体連の一般応援に協力的でない態度について電話が入ったが。
いつもの担任の先生じゃなかったので、今現在の状態を知らないのかもしれない。
嫌悪感タップリに叱られた。申し訳ありませんでしたとしか言いようがない。












昨日から、娘の写真を眺めている。








懐かしんでいるのか。






何かを絞り出そうとしているのか。








10歳以降から、写真が極端に少なくなった



あのころ、あたしは、怠けていたかな。
家族の望みに応えようと必死に走り回って、病院にお世話になっていた。
毎日学校と家の間を往復して、クラスメイトの親御さんとの連絡で忙しくして
泣いて帰ってくる娘のそばを離れず、必死だったな。





でも、確実に足りなくなっているものに気が付いた。




いつ糸が切れるかといった毎日だったのはうんざりするほど思い出せる。
まるで昨日のことのようだ。
そんな中。



お菓子の写真が極端に少なくなっている。



11月が誕生日の娘に、毎年作っていたケーキが11歳からない。
体温が維持できずに、寝込んでいる時間が長くなったからだ。
昨年は習い事の発表会と重なってしまった事も手伝った。
その後転がり落ちるように身体が動かせなくなった。
あたしはケーキを装飾するのに、焼いたり冷やしたり固めたり馴染ませたりと、3日は時間をかけるから。




気になってはいたけど。
こうして、記録が途絶えているのを見ると、穴が開いたように感じる。




もともと、趣味でお菓子を作っていたけど。
もう、時間をかけたお菓子をどれだけ作ってないのか。


ホント、それどころじゃなかったんだよな。






薬のおかげで、表面上取り乱す事なくいられている。
ただ、内側は認識されない怒りがトグロを巻いてて。
時々訳が分からない衝動に、大声をあげたくなる。
薬でできることは「外界からの刺激に対し感度を鈍くして、自分の感情に気が付けないよう膜を張る」ことだと思う。それができている間に、脳が休息を取るんだよ。
元々抱えているものは、どうにもならない。
父の声と足音と姿は、ごまかしがきかないから相変わらずだし。
自宅の中を殺人犯がうろついていると認識しながら生活しているような感じだ。


二日前から、眠剤と精神安定剤のコンボを夜10時にキメて、台所の事やお風呂の順番が済んだら、出来るだけ早く強制的に眠ることにした。
まだ身体も頭もついてこない。
シャットダウンされることで、蓄積していた疲労が認識されるようになった。
できるだけ二度寝をしないようにしているけど、日中足元がおぼつかない。食欲がないので、いきなり気持ち悪くなって慌てて食べる。限度もよくわからない。
過渡期だ。




来週、もう一度薬を貰いに行ってこよう。
なんとか過渡期を乗り越えて。
また少しずつ薬を減らしていこう。



やりたいと思っていたはずのこと。
挑んでみたかったこと。
いろいろ思い出し始めている。
同時に、しなければいけないこと。
この先への備えについて、ぐるぐるする。
なのに身体がフラフラで、頭の中ばっかり膨らんでいく焦りがある。



何かできそうだと、手を延ばすとき。一番最初の労力でお菓子つくる。
自分の中で気がかりだったケーキ。消化しよう。




あの時、しなければいけないことを必死にこなすことで、視点がずれていったんじゃないのかなって。仕方がなかったかもしれないし。あたしには上手く出来なかった。
崖から落ちそうになっている子供を、周囲に邪魔されながらも引き上げなきゃいけない時、いつもみたいに歌ってくれなかったと言われても。できない。そんなことより、引きあげなくてどうする。あたしはそんなに上手くできない。できなかった。



ハンバーグ焼きながら、ぼんやり思ってた。



ハンバーグはハンバーグの味だった。
でも娘が「美味しかった」とお弁当箱を空にしてきたから。
あたしも美味しかったと思った。

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