メモ

避難所。

すかすか

昨日は娘が参加できない運動会の日だった。


前の日の夕方、なんだか分からないけどお弁当の材料を買いにいった。
なんだか分からないけど、分からないけど、必要が無いけど、参加したかった娘に運動会が欠片も残らないのは嫌だと思ったんだと思う。お弁当も無くて当然なのは、どうなのかと思ったんだと思う。



午前中だけなら教室からの見学ができるというので、娘はとぼとぼ登校した。
あたしはそれを見送ってから、おいなりさんを作った。


前の晩にプログラムを見せながら、応援合戦が面白そうなんだよと、説明した娘。
気力があれば、見に行ってみようかなとも、ぼんやり思ったけど。気力、なかった。
娘の気持ちを思えば、複雑すぎて、行っていいものか、行った方がいいのか、行ってはダメなのか、正解が分からなくて、動けなかったともいえる。


おいなりさんを作り終わったところに来た友人が帰ってから、休み休み、お弁当のメニューを作っていった。


卵焼き、チーズサラダのハム巻き、チーズウインナー、デザートにブドウとさくらんぼ。


おいなりさんがあるから、カラアゲを却下したにも関わらず、夕飯の時間には、テーブルの上がいっぱいになった。



ただの、自己満足。
私が、いたたまれなかっただけ。
何もできなかった、何もしなかったと、記憶に残るのが落ち着かなかっただけ。
娘が望んだことじゃないし、それで記憶が塗り替えられるわけじゃない。
現に、娘の反応は「お弁当メニューじゃん。すげー」という軽いものだった。




チマチマと一日中、料理して洗い物して、なんだか空っぽになった。



今日は何もする気になれない。
した方が良いかどうか。
そういう基準で、今、晩御飯をどうするのか考えている。


どうしたいのかと聞かれれば、何もしたくないし、何をすればいいのかわからない。





すっかすか。

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