メモ

避難所。

なんにもない

何も無い。


自分の特色だったものが、なだらかに、無色になっていた。


絵がかけない。

お菓子が作れない。

歌が歌えない。

化粧が出来ない。

オシャレが出来ない。


反比例するように、娘が画力をグングン上げている。オシャレを楽しんでいる。歌を覚えて歌うのが楽しそうだ。たまにやる料理が得意気である。



良い事だ。


喜ばしいことだ。


だから、邪魔したくないなぁ。



ホントは、自分も一緒に楽しみたかったなぁ。

どうして、実家から飛び出したあの時、ヤッター脱出したぞーって、手を取り合って喜んで、今くらい同じことを一緒にやれなかったのか悔しい。あの時なら、まだ、私は、最後のガソリンが残ってた。娘が楽しく生活出来るように、毎日のようにおやつを作って、季節のイベントをダシにご馳走を作った。持ち物でテンションが上がれば良いなと、小物を手作りして、残虐な世界観のメディアを貪る娘に、可愛いイラストを描いて見せてはお絵描きに誘った。




やっと、娘が、私の提供してきたものを、素敵だなーと、真似てくれて、楽しみ始めたのに。


私はもう、空っぽだ






スタミナ切れ

ゴメンね

私も悔しい


チャージを狙いたいけど

方法が分からない


欲しかったはずの本

観たかったDVD

目に止まったマニキュア


買っても本は開かれない

DVDは積まれていく

マニキュアは固まってしまう





死にたいというか消えたい





散り散りになって

掻き消えたい


娘をはじめとする

私の数少ない周囲の人たち

妹、ははおや、友人がひとり

病院の相談員さん



ニュートラルなテンションが

見せておいた方が良いところだから

それで通じないとかんじると

訳が分からなくなってしまう


怒り、過度の同調

胸を絞り切るような痛み

惨めで泣き崩れたくなる



痛いのは苦しくてヤダ


ハラハラと、風に舞って、消えたい



なにも、ないよ


わたしが存在するいみ




娘の進路にまで相談員さんが口出てきた

それに大変驚いた


それこそ、娘は学校でその先を考えて決めるだろうし、相談されたら一緒に考える


でも、まだ、なにも

漠然とした不安にイライラしてるくらい



引越してきてから、いろんなことを話してくれるようになって


中3の時、定時制から通信に移る時、決める前に、選択肢が欲しかったと言われた。


ママたちは、あなたが決める事だからって、最終的には自分が逃げ込む先を許したけど。それでどうなるのか、知りたかった。話してはくれていたんだろうし、自分が聞けない状態だったかもしれないけど、でも教えて欲しかった。

通信制に通ってる今、中2の自分に言いたい。勉強しろ。普通の学校行けって。



そう、いわれた。



あれから、何度か言われる。

自分で決められるほど、状況わかってないから、ある程度の選択肢をくれたら助かる。





自分で決めさせようとしてくれてるんだけど、先を考えられないから。だめなんだと。



それを踏まえて、ぼんやり考えてきたけど、難しい。どこから手を差し出したら?


自分で決めさせなさいと言われたら、責められたと感じて板挟みだった





なにか、出来たら良いのに


邪魔ばかり


なら消えろって思う

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