しょうがないこと
わかっていても
距離を取られているって思い知らされるのは
胸が引き裂かれそう。
飲み込んだつもりでも、慌ただしく叩きつけられていく時間の合間に脳裏をよぎる。
ズソリ、ズゾリと。
粗くて太い紐のような糸で編まれた布が
ゆっくり。さかれている。
しかたがないと、歯を食いしばって、自分の立ち位置を受けいれること。
しかたがないけど、あたしは傷ついている
しかたがないでしょうと言い放つ方は、どんな気持ちなんだろう。
娘の事で手一杯なときに、こんなことを思うのは。
それが自分を立たせる主軸にしたいと守ってきたからだろうな。
絶対なんてものはないんだと。
一度丸裸になる覚悟も、その先は良くも悪くもどうなるかわからないよねっていうことも。あたしは知らなきゃいけないのかもしれない。
あたしだけの問題じゃない。
分かったつもりになって、余裕かまして良いものじゃない。
あたしも気を付けよう。
人は、絶対なんてことはない。
絶対変わらない優劣の基準なんてものもない。
娘でそれを体感してるよね。
学べ。あたし。