メモ

避難所。

いじめ の きもち

…今さっき。
担任の先生と電話して、物凄い乱されてしまった。


学校側として、娘が転校するまでの繋ぎを担うのは…不本意なんだろうか。
先生の声がとても冷たかった。
そういう空気だけは漏らさず拾ってしまうあたし、罪悪感がぐわっと湧いてしまって。


転校や引っ越しではなく、先生が怖いと。感じたようだ。


今まで物凄く熱くなって娘のことについて良くしてくれたと思っている。
あたしも頑張ったけど、先生のあの熱意(娘に対するというより学校の風潮への憤り)を見せて貰えなかったら、あたしは踏ん張れなかったと思う。


感謝しているし。
正直先生とこの先を迎えられないことが、あたしは勿体ないと思っている。
この先生なら、腹を割って建設的に話し合う事が出来ると信頼できた。
なにより、このあたしが、そういう関係を得たいと、努力できた相手だという事。
あたしが積み上げたものもあるのだ。



だけど、そうだよな。
在席している学校に復帰できるよう、自分のクラスに戻ってきてくれと先生は頑張ってくれたんだよな。あたしと娘の事情とは、微妙にずれた。



本当は、もっと前からハラハラするものを感じてた。



罪悪感だったのかもしれない。




おかげで、夏休み中の三者面談について、あちらの都合とこちらの希望を照らし合わせたいと思っての電話だったのに。
前置きにした娘の通院事情やら、保健室登校での様子を聞くやらをしてるうちに、引っ越し先が決まりそうだと娘から聞いたと言われ。


申し訳ない気持ちに襲われて。
ただただ感謝の言葉と、迷惑をかけてしまったお詫び。
言葉を変えて、何度も繰り返して。



本来の要件、忘却の彼方。
また連絡入れなきゃいけないや。
手間を取らせてしまうと思うと、心苦しい。




先生が、ここのところ娘は穏やかにしていて、最後の使命とでも思っているのか、自分としか繋がれないでいる不登校の子を、転校する前に一度誘って登校できるようにしてみると言ってくれてますよ。と言った。


その謎の使命は…娘から聞いてはいたけど。


先生からすれば、そんな余裕あるなら、自分がまともに登校する方に使おうよって思っていそうな予感…。その子が、娘の転校を知って、焦りを覚えているのも、お母さんからの連絡があったので事実。


2人で登校できたら、この状況から抜け出せる可能性はあるのに。と。
そう思われていそうだなって。ていうか、あたしは、不登校になる前のグズグズしてた状況でそれ思ってきたし、娘にも言ってきたけど。あの時の娘は、彼氏と二人の世界を作るためには、そんな救いがあってたまるかという勢いで周囲を遮断していったからー。


寧ろ、今だから。
やっと、そういえばって思い出した感じなんだとおもうんすよ。先生。
効率よく考えますよね。
あたしもそうです。ホント、ショートカットまでいかなくてもいいから、普通に正規ルートでオッケーだからって思いますよね。あたしは思いました。口にも出しまくってました。でもなんだかもう辞書が違う!っていうか国が違う?!常識とか価値観とか宇宙人かなってくらい通じないって感じだったんですよ。
それでも、あの時の娘はいきなり足元に穴掘り出して、トンネル作って泥まみれになって、アチコチ怪我したりして無駄に体力消耗する訳の分からない遠回りが、自分の為だって本気で思っていたんですよ。これが自分の為だと掘って掘っていつマグマ層とかち合うか…っていう可能性にビビることも出来なかったんじゃないかと思うんすよ。


だから…お薬が必要だったんですよ…


今、やっと、少し、このまま行っちゃうと、マグマダイブに近づくかもって。薄っすら頭をよぎる時があったりして。でもこれまでの行いも確かに自分の為だったし、180度変えるのは違う気がしてたり、辻褄合わせようとしたり。



まあ…先生の任務と。
あたしの任務。


明らかに違うのは、気に掛ける対象である娘のゴール。


先生は、在席している学校への復帰(当然です)
あたしは、これまでの事から現在の状態ひっくるめて、解いて、広い意味で乗り越えさせてあげたい。


先生、悔しいだろうな。
戦うつもりで前のめりになってくれてたんだもん。


だけど、あたしの目指すところは。
今の学校に復帰できることじゃなくて。
娘が生きていく先の糧。






先生、ゴメンなさい。
三者面談は、無理しなくてもいいですって空気だったけど。
できれば最後にちゃんと顔を見て、お礼を言えたらと思うから。
頑張って日時取付け…たい。怖いけど。メッチャ怖い…できるだろうか。












本日も、娘は下校時間から外出。



引っ越しが現実的になって、転校もできる。
イライラハラハラして、良くないと分かっていることを敢てやりたくなる自分を治す為にと、病院に行けた。薬も飲んでいる。



娘の中では、これまで、どう動かせばいいのか途方に暮れていた現状に、何かしら動けているという安堵感がありそうだなと思う。
安堵、というか。
密室状態でどこにも行けないと思っていたけど、壁にひびが入っているの発見して、押したら通れそうな穴が出来た。みたいな。


言動に少し軽やかさが出てきた。
行き過ぎて、軽率に感じるときもあるし、リストカットをチラつかせて興味を引こうとする言動も時折目につくけど。



外出から帰宅した娘が、ドヤ顔で「本、買ってきたんだよね」と笑った。



最近、娘はお小遣いで漫画を買っては、あたしに「気になるでしょ」といった態度を取る。元々お互いが書籍好きだから、勧め合ったり感想を聞いてくれー!といったやりとりが多かったんだけど。


一定期間、構うなと突っぱねて、少し気が済んだのか(遠い目
自分が発見した素敵なものを見せびらかしたい様子。



なあに?と手を出して見せれば、得意気に本を出してきた。




漫画、アニメ、ゲーム、ラノベを漁りたいんだと血眼になっている娘が得意気に出した本は、詩集だった。



いじめ の きもち




現在の娘から見れば意外なようだけど、小学生の頃の娘がダブって見えた。
本当は正義感が強くて、正しい事を気持ちよくやりたくて。


娘は、今、しっかり過渡期なんだろうなと思った。



いろんな時期の自分が抱えたことのある気持ちを、行ったり来たり。




小学生から中学生が書いた、いじめに関する詩。




ニュースで取り上げられるような強烈なものではなく。
娘がずっと感じて溜め込んできた不信感。
払いきれなくて積みあがってしまった同年代の子へのシコリ。
日常当然のようにある不満の蓄積。
家族や大人への怒り、諦め。


いじめられる子につのるものも、いじめる子につのっていたものも。



そこには、あたしがずっと聞いてきた、娘の思いが沢山掲載されていた。




娘は、きっと。
こういうものに気持ちが動かされる自分凄いでしょ、みたいな気持ちと、ママも気を付けてよねみたいな気持ち。




少しだけ、かわいいと思った。







そういえば。



娘はお絵描きが趣味の一つだけど。
まあ、心境的にアングラ系になりがち。


特に、ここ1年と半年?
自分をモチーフに、ネガティブで痛々しい絵を描く事が多かった。


だけど、残念。
どんなにクソババアと叫ばれても、幼少のころからあたしの描く絵を見てきた娘のベースは、あたし。そう、師匠あたし。
しかもメジャー処より、サブカル臭にうっとりしちゃう娘は、分かりやすいリスペクト対象を持ちにくくて、普通ならあたしなんて、あっという間にお払い箱で当然なのに、いまだに師匠立ち位置。ハイカルチャーに対する嫌悪感があるんだよね。


そんな師匠立ち位置のあたしが描くタッチや世界観って…簡単に言えば童話風。


道徳観念。うまいこと言う。柔らかくまとめる。夢見がちな比喩。
色味も絵柄もリアルさに衝撃を受ける!みたいなもの皆無。
グロイものは選択肢に上がらないから描けないし。
この歪みに歪んで生きてきた自分が、筆を持つと誰だお前と本気で気味が悪くなるくらい、やわやわと綺麗にまとめたものしか描けないのですよ。



だからかな、娘の絵柄も基本的に可愛らしくてムニムニフワフワ。
使いたがるモチーフも可愛いもの、多幸感、柔らかいもの。


無理矢理それつかって、今の心境を表現しようとする。



選んでくる漫画も、絵柄は一見絵本のようなのにグロテスクな内容。


惹かれる絵柄は柔らかくて可愛らしいのに。
激しく感じたいと探すものは、グロテスクで痛々しくて。
自分が漠然と怯えている人間の空恐ろしさの説明書を読みたがる。



昨日、お風呂上がりでウトウトしていた時。



本屋さんでさー
本眺めてるとさー
後ろを誰か通ったりするじゃん?


刺されたらどうしようとかー
殴られたらどうしようとかー



なんだか思うんだよね…


立ち読みしてるお客さんがさー
怖くなる…




そういったんだけど。



あたしからすれば、当然だろうなあって。




今までしてきた嫌な思いを、確かめたがって、怖い本を読み漁って。
記憶が塗り替えられる細やかなチャンスを疑うだけの、サンプルケースを叩き込んで。
隣人に対する不信感を確固たる恐怖に育ててるようなものだから。




あのね。
脳みそってさ。
情報が多いものを信じちゃうんだよね。


あんたが今読み漁ってる怖いお話。
脳みそが、人間は怖いってお勉強してるようなもんなの。


でも、本当は、あんたふわふわ馬鹿みたいに幸せなの大好きじゃん。






うん。好き。





好きなら、いっぱい読みなさいよ。
ビックリした真実って、ついつい追いかけて知りたくなるだろうけど。
ビックリするくらいショックなものって、日常ずーっと当然だったら頭おかしくなるよ。
気になるんだろうし、実際需要があるから沢山ネタにされて漫画になったり小説になってるわけで、読むのが悪いわけじゃなくて。共感できると興奮したり安心したりするから。


だけど、それだけになっちゃったら、それが絶対って脳みそが騙されちゃうよ。



好きだなーとか、こうだったら幸せーとかいうもの、沢山織り交ぜて読みなよ。





うん。





眠気MAXだから、大人しく髪をあたしに梳かれたままになって。





戦場から命からがら逃げてきた人みたいだなって。
なんだか思った。





そういえば、あたしAD。


アダルトチルドレン。



アダルトチルドレンって、サバイバーなんだって。





こんな状態になっていても、生き抜いてきた。
死なずに、今ここにいる。



戦場を生き抜いてきた人間なんだって。
誰かが書いてたの思い出した。






今日も。
とりとめない。















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